CueZy、海を渡る。

京都から世界へと翔(はばた)く、インスタレーション作家の山元ゆり子さん。そのマサチューセッツでの作品展で、CueZyも活躍の機会をいただきました。
海外で売れてはいるものの、こうしてはるばる海を渡るのは、CueZyこれで二度目です。

マサチューセッツの仕込み現場から。

綿密に選び綴(つづ)られた言葉たち、遠い記憶を呼び覚ます音の風景、そして目に飛び込んでくる七色の光たち。
山元さんの脳内から無限に湧き出てくるアイデアを、開発チーム三橋は必死になって受け止めて、音をつくり、映像をつくり、制御系のプログラムを書き。今回のお仕事では、自分でもびっくりするくらい色々な分野に足を踏み入れました。
京都演劇界の各分野のエキスパートたちに教えを請いながら、厳しい要求をクリアすべく悪戦苦闘した何週間か。しかしおかげさまで、CueZy v3.0にも使えそうな画像処理のメソッドを形にする事ができました。それは一体なんでしょうか?ヒントはセンサーとキューです。

山元ゆり子さんのWebサイト(とてもオシャレ)
http://www.yurikoyamamoto.com

センサースピーカへの録音に、CueZyを使っていただきました。

CueZyは『現場により近いアプリ』を目指して開発をつづけています。自分の仕事の幅が広がることで、同じようにCueZyの活躍の幅もひろがる。サポートに届くお便りにも、思いもよらないご意見、思いもよらない使われ方がしたためられていたりします。例えば『マジックバーで音楽の再生に使っています。手を使わないで制御できるように、なんとか改善をお願いします。』なんて、読んだ時には思わず絶句してしまいましたが、v3.0ではぜひ実現したいと考えています。

山元さんたちの作品展の、地元紙に掲載された記事。

作品展のカード。

音楽を必要とするすべての現場に、これからも音楽サンプラーアプリのCueZyをよろしくお願いいたします。

CueZy開発チーム

三橋 琢