CueZyの操作系の開発計画あれこれ

こんにちは。
前回の更新からずいぶんと長い時間が過ぎてしまいました。この間、開発チーム・三橋は舞台の現場、ニットキャップシアター『こんなにもお茶が美味い』の三都市ツアーに行っていました。京都、東京、札幌と、仕込んでは本番をこなし、そしてバラしては移動し、キュージーの安定性もしっかり確認したりして、無事に全18ステージを乗り切ることができました。

ご来場くださった皆様、まことにありがとうございました。

さてタイトルにもあります 『キュージーの操作系に関する開発計画』 ですが、先日当ブログに下記のようなコメントを頂戴しましたので、現在書ける範囲でまとめて記事にしてみました。

その方は、大道芸でプレーヤーとして動きながら、同時に音響の操作もされているそうで、あらかじめ組まれた綿密なキューリストを、簡単な操作で次々とトリガーしたいということのようですが。なるほどこんな機能はぜひ僕も欲しいですね、なかば自分のこととして必要性を感じます。
そして、このような必要性に対して具体的な解決策(ソリューション)が存在するかといえば、じつは既にいくつかの計画がございます。

  • ユーザーの行った操作を記録する、キューリスト機能

現在のキュージーは、あくまで誰かが操作をする、という範囲での機能を提供しています。そして今後は、その行われた操作を記録し、編集し、なんらかのトリガーで順次再現できる機能を実装したいと考えています。

そして、上記のようにあらかじめ組み上げられたキューリストに対するトリガーとして、さまざまな手法を検討しています。
iPhoneはそれこそセンサーの塊ですので、大きな声に反応したり、デバイスの傾斜や、加速度に反応したり、また連携するアップルウォッチの操作でトリガーしてみたり。WiFiの無線経由で受け取った外部からのMIDI信号をきっかけにしてみたり。
持たない、押さない、でも操作できる。という機能拡張も目指していきたいと考えています。

なんというか、一つの夢は、舞台上の役者の殺陣(たて)オペレーションを、全自動でリアルタイム制御することだったりします。いえ、あらかじめ一本化した音源に役者が合わせる、でもいいと思うのですが。ひとつの開発の夢として、ぼんやりとそんなことを考えています。

これで果たして、まっとうなお答えになったかどうか。皆様もしご質問などございましたら、お気軽にコメントしてください。また開発チームの公式ツイッターアカウントを含めたツイートを頂いても、ご返信させていただきます。

CueZy開発チーム・ツイッター / @cuezy_dev

まだまだ計画は山積みで、これからも細々と開発を続けていく予定です。
末長いお付き合い、どうぞよろしくお願い申しあげます。

CueZy開発チーム
三橋 琢



以下、頂戴したコメントです。
いつもCueZyをご愛用いただき本当にありがとうございます!!
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はじめまして!
このアプリを知り合いから教えていただき愛用しております。

僕は大道芸をしていて、プレイヤー(出演者)かつ音響操作という2つのことを同時でやっております。
なので、操作はなるべくリモコンでやっていたのですが、連続再生ボタンはbluetoothリモコンの曲送りやイヤホンの二度押し曲送りには対応しないのでしょうか。ご意見お聞かせいただければ幸いです。

また、この記事と関連しますが、フェイドインフェイドアウトの時間を曲ごとに記憶しておくことはできないのでしょうか。
連続再生ボタンの位置は幸いiPhoneの画面の角にあるので自動ロックをしなければ端末を見ないでポケットの中に手を突っ込んだまま押せそうという希望までは持てたのですが、曲によってフェイドインアウトの時間をあらかじめ設定できたら最初から最後まで画面を見ずに流せるのに、残念だなぁというのが今の感想です。

もしできたら方法を教えていただければありがたいです!!お願いします☆